みなさんこんにちは。頭痛ラボの齋藤です。
今回は片頭痛を引き起こす誘発因子についてです。
片頭痛のメカニズムは脳の血管が拡張することで三叉神経を刺激し、神経ペプチドという痛みの原因になるものが発生します。この神経ペプチドが血管を拡張させ、さらに三叉神経を刺激するという負のスパイラルで痛みが強くなっていきます。
最初に血管が拡張する原因に「誘発因子」がかかわることが多くあります。
誘発因子となるものは人により様々ですが、意識下や無意識下で痛みと関連付けられてしまっているため、誘発因子を避けることが大切です。
何が自分にとって誘発因子なのかを発見するため、頭痛手帳を付け、食べ物や匂ったもの、天気、ストレスなどを記録することで対策できます。
主な誘発因子を挙げておきます。
- 精神的因子・・・ストレス、精神的緊張、疲れ、睡眠パターンの変化、激しい運動
- 内因性因子・・・閉経、月経、排卵期など
- 環境因子・・・天候の変化、温度差、気圧、人混み、直射日光、眩しい光、大声、高い音、強い匂い、化学臭
- 食事性因子・・・チーズ、乳製品、アルコール、魚、サラミ、ベーコン、ナッツ、チョコレート、トマト、柑橘類、小麦
自律神経の状態が安定していると血管に炎症が起こりにくいので頭痛ラボの頭痛ケアを併用し、より頭痛の出にくい身体を作りましょう。